世田谷草野球ロスヒターノス・ブログ

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右打者もシーズン200本の領域へ

今季シーズン8月頃から最も注目していた大記録がとうとう生まれました!



ヤクルトのアレックス・ラミレス選手のシーズン200本安打達成。(史上3人目)




コノ記録、やはり右打者であるラミレスが達成したことに大きな意味がある。


なぜなら右打者のシーズン最多安打であり、なおかつ右打者で初めて達成された200本安打だからだ。





野球は「左打者有利」と昔から言われていますがそれを証明するかのように、歴代打率上位には左打者がずらりと並ぶ。



通算打率で見れば、5位にブーマー・ウェルズが入り、8位に落合博満が入り、10位がレオン・リーで10傑の中に右打者は3人だけ。




そのうち2人は三冠王を獲得する超大物だ。




シーズン最多安打という観点から見てみても、今回のラミレスは横浜に所属していたロバート・ローズが1999年に記録した右打者最多安打記録192安打を大きく上回る大記録となったということがわかる。



覚えている人も多いかと思うが、この年のローズは、134試合に出場し打率.369、本塁打37本、打点153と大爆発。1950年に松竹ロビンス小鶴誠の最多打点のレコードブレーカーにばかりが報道され、またローズも1試合10打点を記録するなど過熱する報道に応えるような活躍を見せた。



ちなみに最多安打は1994年からタイトルとして制定されて以来、セリーグでは右打者の日本人打者が最多安打のタイトルを獲得していない。(93年の古田敦也和田豊が最後)




ヤクルトの残り試合は5試合。ココ3試合は4打数1安打が続いている。おそらく05年にチームメートの青木宣親が記録している202安打(球団記録)を更新することはほぼ間違いないだろう。






やはり照準は、94年に世界のイチローが達成したシーズン210安打の更新に合わせて最後の大爆発を見せて欲しい。




この記録を更新したら・・・ラミレスはバース・ブーマーなどと並ぶ「記憶」だけでなく「記録」に残る助っ人となる!