やはりFA宣言・・・昨日の段階で今日会見が開かれることからもFA宣言することは予測は出来ていた。
それにしても、「広島が好きだから・・・」なんて言っているが、その広島も明日からは新井の敵だ!
去年の黒田のように、残留しろとは言わない。ただ、キレイごとを並べて、涙を見せて、そして、、、明日から敵という流れはちょっと無理のある気がする。
黒田は、昨年FA宣言を行使せずに残留。その席で広島カープ・ファンを相手に投げられないということから「国内他球団への移籍」を封印した。
今季はFA宣言をして、メジャー挑戦か残留かという状況だが、もしメジャーに行っても黒田は「広島カープの一員」としてメジャーリーグでプレーしているということが広島ファンの脳裏には必ず残るはず!
川口和久(巨人)→江藤智(巨人)→金本知憲(阪神)→黒田博樹(メジャーor残留)→新井貴浩(金満球団!?)
新井よ・・・もう一度考え直してみないか!?
阪神に行くよりも広島カープのほうが君の才能を発揮できると思う。
まぁいなくなる人間のことでグチグチ言っていてもしょうがないので、新井がいなくなった後の広島カープの大砲について!
実は、広島は90年代強力打線を誇っていて、投手陣崩壊により優勝が遠ざかっていた。
そのため、近年ドラフトを見ても投手の指名が多い。04年のドラフト会議では1位佐藤剛士、3位森跳二、4位丸木唯、5位小島紳二郎、6位梅津智弘、7位金城宰之左、8位田中敬人。ドラフト解説の小関順二サンにボロクソに言われたらしい(←友人談)、投手に偏った使命であった。なにせ7人全員が投手。
そんな中、広島の打線は江藤・金本の主砲2人がFA移籍、緒方の成績低迷、野村謙二郎は引退・・・主力はFAで抜けていく・・・
しかし若手も育つものの、赤ヘル打線の顔ぶれは毎年違う顔ぶれが並んでいた。東出が出てたのにいつしか東出がいなくなってまた戻ってきて・・・そんな感じである。とにかく数人の固定メンバーに残りは日替わりで変わるような感じだ。
つまり絶対的なレギュラーは半分程度しかいない状態が今のカープだった。
今回も新井はFAでチームを去る・・・しかし、ひとつ言えるのは間違いなく新たな主砲がカープに出現するように感じる。
栗原は新井がいなくなった来季は大黒柱として期待されるが、フルで活躍できたのは今年がはじめて・・・
栗原一人に打線の中核を担ってもらうには少し荷が重いかもしれない。
個人的には、阪神タイガースからトレードでやってきた喜田剛に注目!
未完の大器と呼ばれて久しいが、やはり今の広島では彼が化けることがひとつ大きな期待をしたい!w