今朝飛び込んできたニュース
「グレイシー一族の問題児、獄中死」
真っ先にハイアン・グレイシーであることであることは察しがついたが、獄中にいることは信じられても死ぬなんていうのは信じられなかった。
PRIDEでのケンドー・カシンこと石澤常光との対戦は今でも目に焼き付いている。
00年夏、新日本プロレスというブランドがPRIDEへ乗り込んできた。
ケンドー・カシンはマスクを外し、素顔の石澤常光でリングへ。入場時の「Sky Walk」(←カシンの入場曲)やバックのスクリーンに映っていた新日本プロレスのライオンマークに、鳥肌が立つほど興奮したのを覚えている。
その興奮冷めやらぬまま、カシンと最強一族の問題児・ハイアン・グレイシーとの対決のゴングは鳴った。
そしてゴングが鳴った直後、ハイアンのパンチラッシュがさく裂し、あっという間にカシンがKOさせられた時は新日本プロレスこそ「King Of Sports」だと信じていた私は何とも言えない悔しさに襲われたものだ。
1年後、再びカシンはハイアンと対決し、見事ひざ蹴りでハイアンにKO勝利。
新日本プロレスは最強であって、最強一族グレイシー一族もまた最強であり、その対決に興奮したあの日から7年。
無謀と言えるほど前へ出て相手を攻撃するハイアンの雄姿が見れなくなったのは非常に残念に思う。