世田谷草野球ロスヒターノス・ブログ

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日本ハム2.0!そして・・・高橋建も!?

最近ではWEB2.0のように次のバージョンを、「2.0」と表現することが多いようです。


さてこの5月に入り、日本ハムファイターズは大きく変化を遂げています。


まずは今日先発した多田野、先日のダース、野手でも鵜久森、陽といった顔ぶれがスターティングメンバーに名を連ねています。


つい先日まで森本が日本ハムの新星だったことを考えれば、今の日本ハムの中で森本は既にスタメン古参選手なのかもしれません!




何よりも注目すべきはその若さ!鵜久森は高卒4年目、陽は高卒3年目。

高卒選手がこれだけ若いうちからスターティングメンバーに名を連ねているというところからも日本プロ野球界が大きく変わりつつあるのだなぁと感じざるを得ません。

毎回日本ハムについて書くときに言っていますが、北海道移転から日々進化し続ける球団です!

 

 数球団の金満球団はどっからか中堅・ベテラン選手を連れてきたり、大学生・社会人ドラフトでどの球団も喉から手の出るほど欲しい即戦力選手を連れてくる中、そうではない球団は着実に高卒選手を獲得しては育ててきたのでしょう!

 現に04年にダルビッシュ有を獲得した日本ハムファイターズ

その年のドラフト会議でどの球団もダルビッシュを指名したかったはず。

当然、金満球団が自由獲得枠で即戦力選手を獲得して、なおかつ高校生の有力選手を指名する場合、自由獲得枠を使用しない球団がその高校生を指名しないことが大前提だった。つまり事実上高校生の逸材を獲得するには即戦力選手を諦めなければなりませんでした。

しかしその前年あたりから「○○球団以外に指名された場合は大学・社会人!」なんてマスコミに語る高校生選手も多くなり、指名しても獲得することが難しいというリスクがともなうようになりました。

前年のセンバツ優勝投手・広陵高校西村健太朗投手もドラフト前に巨人以外なら入団しないと語り、結局自由獲得枠で内海を獲得しセンバツ優勝投手西村も指名することに成功したのです。




あらゆる意味でリスクのある高校生上位指名。

ダルビッシュ投手が指名された04年ドラフト会議で自由獲得枠を利用しなかった球団は、日本ハム・西武・広島・ダイエーの4球団。

4球団が獲得した選手は、日本ハムダルビッシュ、広島が150km右腕・佐藤剛士、西武が湧井秀章、ダイエー江川智晃、いずれも高校生選手でした。

 

金満球団が必ずしも勝てなくなってきた今年の日本プロ野球界。

若手の成長著しいチームが覇権を制するかもしれませんね。



 そんなことを書きつつも今日も広島カープ高橋建投手が巨人戦相手に7回まで無失点(←8回に1点取られた!涙)の好投!


これで現在、セリーグ投手部門最多勝最優秀防御率!高橋もそうですが数年前にリストラ候補だった選手が活躍し始めるのが広島カープ!04年、赤ゴジラ嶋もクビ寸前から首位打者獲得!佐々岡も大減俸からローテーションに復活!そして高橋は今季勝ち星は既に昨年と並ぶ5勝!


実は高橋建、二ケタ勝利を挙げたのは00年の10勝のみでこの調子でいけば、38歳にして自己新の勝ち星を記録の期待もかかります。


勝って当たり前の金満球団!なんとしても勝ち星を挙げたいそれ以外の球団!


日本のプロ野球はどの球団の試合を見ても本当に面白い!!!