昨季、ウラディミール・バレンティン選手がシーズン本塁打60本を記録しました。
これは同時に、2002年に当時・三星ライオンズに所属していたイ・スンヨプ選手が記録したシーズン本塁打アジア記録56本も更新。
もちろん試合数であったり、球場であったり、ボールであったり、リーグのレベルであったりと、あらゆる状況が違うのですが、どんな状況であれ記録更新は快挙といえます。
これでシーズン本塁打アジア記録はバレンティン選手の６０本。
日本のシーズン本塁打記録もバレンティン選手の６０本。
韓国のシーズン本塁打記録は李承�惷選手の５６本。
では台湾では・・・？？
と聞かれると意外と台湾のシーズン本塁打記録に関しては知らない方も多いのではないでしょうか？
2013年シーズン終了時点で、台湾プロ野球のシーズン本塁打記録を持つ選手はティルソン・ブリトー（登録名：布雷）というドミニカ共和国出身の選手。
1996年にトロント・ブルージェイズでメジャーリーグ・デビューしましたが、泣かず飛ばずの状態が続き、2000年に韓国のSKワイバーンズに入団すると、その後三星ライオンズへ移籍し、再びSKワイバーンズに戻り、ハンファ・イーグルスに移籍。
2000〜2005年の6シーズン韓国プロ野球(KBO)でプレーし、112本塁打を放つ活躍をしました。
2006年からは同じアジアの台湾プロ野球(CPBL)の統一ライオンズに移籍。
移籍翌年の2007年にCPBLのシーズン本塁打記録となる33本塁打を放ち、本塁打王と打点王の二冠王。
翌年も24本塁打、102打点を挙げ、2年連続となる本塁打王と打点王の二冠王となりました。
どうやら、その後はプレーはしていないようです。
日本では、４人の外国人プレイヤーがシーズン本塁打記録５５の更新を目指し、昨季ようやく記録更新されました。
よくよく考えてみると、ランディ・バース、アレックス・カブレラ、タフィ・ローズの３人とも球史に残る助っ人でした。
記録更新したバレンティンもこの１年だけ活躍した訳ではなく、来日３シーズンすべてで本塁打王を獲得しています。
今日は【バレンティン逮捕】という衝撃的なニュースが舞い込んできましたが、残り3シーズンすべてで本塁打王を獲得するような活躍を期待したいですね。
≪リンク集≫
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2013年は3回のワンデートーナメントを企画。
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世田ハイ大会は2013年大会が第60回大会という半世紀の歴史を誇る草野球の重要文化財的大会。
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