草野球仲間が珍品をアメリカで見つけたと言って見せてくれた。
その珍品とは横浜ベイスターズの最強助っ人・ロバート・ローズ選手のプロコレクション・ユニフォーム。
このユニフォーム、何が珍品かというと、
横浜DeNAベイスターズのプロコレクション・ユニフォーム
だというのだ。
そこで草野球から世界の野球まで『ロスヒターノスお宝鑑定団』(!?笑)が調査を開始。
まずユニフォームはデサント製でタグを見ると【2012年 背番号23 ROSE】のユニフォームであることがわかる。
もちろんNPBマークや家電量販店NOJIMA(ノジマ)のスポンサーワッペンもついている。
まず2000年をもって横浜ベイスターズを退団したロバート・ローズ選手は、前身の横浜ベイスターズから現在の横浜DeNAベイスターズとなった2012年4月4日に大魔神・佐々木主浩投手とレジェンド対戦している。
もしや、その時に使用したユニフォームなのでは・・・
注目のレジェンド1打席対決はローズが大魔神からヒット性の当たりを打ち終了。
しかし当時の映像を見てみると佐々木投手もローズ選手もNPBマークやスポンサーワッペンのついていない「横浜ベイスターズ」のユニフォームを着用しているではないか?
このユニフォームではないのか・・・
対戦終了後、現役選手からの記念品贈呈が行われている。
佐々木主浩投手には三浦大輔投手、ローズ選手には石川雄洋選手がプレゼンターとして登場。
すると記念品はどうやらユニフォームのようだ。
もしやコレが今回のユニフォームなのでは?
残念がら正確に確認はできなかったが横浜DeNAベイスターズのユニフォームだろう。
今回の鑑定品のユニフォームはDescente(デサント)製で「横浜DeNAベイスターズ ROSE 12年 23」と記載されている。
調査を続けたところ、レジェンド対決に先立ち新生ベイスターズ本拠地開幕戦となる4月3日に「レジェンドユニフォーム(98年優勝時のネーム入りレプリカユニフォーム)」が250枚限定12,000円(税込)で販売、2013年6月29日にもローズ選手の「YB復刻ハイクオリティーレプリカユニフォーム」が100着限定12,000円(税込)で発売されている。しかしプロコレクション・オーセンティックユニフォームとして販売された形跡はない。
ということは、このユニフォームはプロコレクションではなく、ローズ選手に支給されたもの(支給する目的で作られたもの)である可能性が高い。
実使用かどうかに関しては残念ながら実使用ではないのではないかと思う。
注目の鑑定額は・・・・
10万円くらい
【鑑定ポイント】
おそらくローズ選手にプレゼントされたユニフォームで非売品だろう。
球場で応援するファンの中には現役の選手のユニフォームではなく往年の名選手(マニアックな選手)のユニフォームを着たがるファンも少なくなる。
ローズ選手はベイスターズの歴史上欠かすことのできない助っ人で人気も高い。誰でも買うことのできる2016年のプロコレクション・オーセンティックユニフォームが41,500円(税込)であることや、非売品・選手(OB)支給品の一点ものであることを考えると10万円という金額が妥当だろう。
※当ブログのコーナー「ロスヒターノスお宝鑑定団」の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。
※当ブログでは鑑定品の買い取り・販売は行っておりません。