1952年のミッキー・マントルのベースボールカードに520万ドル(約5.4億円)が値がつき、ベースボールカード史上最高値を更新した。
1990年代にBeckett誌を読んでいた時、戦後のカードがプライスガイドに載っていたので、一番高いカードではこのカードだった。
とは言っても今回の落札額は驚愕だ。
高い物には際限なく高値がつくのが、最近ではこの5年くらいの流れ。
そういえば90年代前半から市場を見続けてきたが、リーマンショック直前の2007年も同じような相場の動きだったように感じる。
2007年にはベーブ・ルースのサインボールもとんでもない価格がついていたのを覚えている。
経済を見てみると最近は銅の価格もEV市場拡大による需要増加で価格を押し上げている。そしてそれ以外の要員として株高の余剰資金が流入している。
今回のベースボールカード史上最高額の背景にも同様のことがいえるだろう。
バブルの法則として最後は美術品や希少なコレクションにまで投機マネーが流入する。
コレクション価格が上がること自体は非常にめでたいことではあるが、今後の経済への影響も懸念される。
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