この日は急遽、茨城アストロプラネッツの試合を見に行くことにした。
当日、行くことなったので、もちろん前売り券を買ってある訳もなく、もし当日券が無かったら・・・という一抹の不安を抱えながらも都内から電車を乗り継ぎ、TOKIWAスタジアム龍ケ崎(たつのこスタジアム)を目指した。
以前に龍ヶ崎にある流通経済大学のキャンパスへ2週間(14日)程度のうちの半分程度、短期集中で行くことがあった。
あれはロンドンオリンピックの2~3週間前だったが、今回もまたオリンピック直前の時期の龍ヶ崎旅だ。
上野から常磐線に揺られていると9年前に訪れた【龍ヶ崎】の記憶がよみがえってくる。
そもそも【龍ヶ崎市駅】と【竜ケ崎駅】があることも移動の電車の中で思い出したくらい、ノープランの旅だった。
さて龍ヶ崎市駅に着いたら、関東鉄道竜ヶ崎線に乗り換えて【竜ケ崎駅】を目指す。
この竜ケ崎線、わずか3駅、総距離4.5kmの電車だが、非常に歴史のある鉄道だそうだ。
龍ヶ崎市駅にある駅は【佐貫駅】と名前が違う。
懐かしさのにじむ車両に揺られ竜ケ崎駅に着くと駅前にはタクシーが2台が待機していた。
1台は運転席の窓に新聞紙が貼られていたので、隣のタクシーへ乗ろうとした。
すると運転手は爆睡している。なんとか起こして乗ろうとすると、客を取る順番の関係で新聞紙のタクシーに乗ってくれとのこと。
結局、新聞紙のタクシーに乗り、TOKIWAスタジアム龍ケ崎(たつのこスタジアム)へ。
途中、流通経済大学の近くを通りなつかしさに耽っていた。
あの頃、よく行ったサンクスもファミリーマートになっていた。
当時は流通経済大学までも遠く感じていたが、今回の球場への道のりはその倍ほどある。
そもそもこれから向かう総合運動公園には【たつのこ】という名称が多数使われていることから、【タツノコプロ】にゆかりのあるものがあるから【たつのこ】という名前がついているのかと勝手に思っていたが全然関係なかった。
龍ヶ崎市という地名が由来なのだろう。
それにしても驚いたのは、総合運動公園の規模とそこで遊ぶ人の多さである。
これだけ市民に愛されている公園は正直すごいと思った。
公園のシンボルである「タツノコ山」を越えて、いよいよ旧・たつのこスタジアム、現・TOKIWAスタジアム龍ケ崎が見えてきた。
(os)