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世紀のご成婚!長嶋茂雄引退!昭和の名場面を伝えてきた 越智正典 直筆サイン本【プロ野球風土記(1969)】

越智正典(おち まさのり)は、1928年11月18日に東京府(現在の東京都)で生まれの93歳です。

アナウンサー、野球評論家、スポーツライターとして長年にわたり日本のメディア業界に貢献してきました。

早稲田大学政治経済学部を卒業後、1951年の入局後、札幌局で勤務し、その後1954年にNTVに移籍しました。
この移籍はNTV開局後のことであり、彼は同局の第1期アナウンサーとしてスポーツ中継を中心に活動しました。
特にプロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)の試合中継で高い評価を受けました。
また、ニュースキャスターとしても1971年4月から1972年3月まで「NNNワイドニュース」のキャスターを務め、火曜日と水曜日、後に月曜日も担当しました。

1959年4月10日、皇太子明仁親王(現在の上皇明仁)と正田美智子(現在の上皇后美智子)の結婚式の実況中継を担当しました。
具体的には、皇居・桂室での「剣璽渡御」の儀を放送し、これはスポーツ中継以外の分野での彼の実力を示すものです。

1974年10月14日、長嶋茂雄の引退試合(対中日ドラゴンズ戦、後楽園球場)終了後の記者会見を取材・報道しました。
この試合はプロ野球界でも特別な一戦であり、越智正典はその歴史的な瞬間を伝える役割を果たしました。

1954年2月19日から21日にかけて行われたNTV初のプロレス中継で、2日目の実況を担当しました。
この試合は力道山と木村政彦がシャープ兄弟と対戦したもので、越智正典はこの新しい分野の放送にも挑戦しました。

1975年にNTVを退職後は、野球評論家としてプロ・アマ問わず野球に関する深い知識を活かし、コラムやエッセイを執筆しました。特に東京六大学野球や東都大学野球リーグに詳しく、これらのリーグの歴史や選手について詳細な分析を提供しています。