東京ドームで「高校野球女子選抜」vs「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」の試合を観戦してきた。
イチロー対高校野球女子の試合も毎年恒例になりつつあり、一昨年からイチローに加え松坂大輔が、そして今年はなんと松井秀喜が加入!
イチローと松井、90年代の野球を見てきた野球ファンにとってはこの二人は同じ時代を象徴した選手であり、そして交わることのない二人でもあった。
もちろん現役時代は同じチームでプレーしたこともない。
5月下旬に西武ライオンズの松井稼頭央監督の休養が発表された後に、イチローチームがオファーを出しているという報道があったがどうやら松井違いだったようだが、むしろこっちの松井の方がよっぽどのサプライズだった。
さて試合は初回からいきなり投手イチローが撃ち込まれ3点を奪われ、そして松井が負傷するという初っ端だったが、これでスイッチが入ったイチロー選抜が17対3で勝利した。
一番の盛り上がりは、8回裏のイチロー選抜の攻撃で松井が四球を選び負傷の為臨時代走を送られると球場内は、この試合での松井見納めムードが漂い誰もが疑わなかった。しかしイチロー選抜の攻撃が止まらず2死から再び松井に打順が回ってきた。
この第6打席でなんとこの試合両チーム初のホームランをライトスタンドに突き刺した!しかも習志野高校のブラスバンドが演奏する最前列ど真ん中に!
昨年11月に開催された毎年恒例の野球教室でフリーバッティング31スイングで初のさく越えナシに終わったことが報じられていただけに、この試合でのホームラン、ましてや東京ドームでは難しいかと思われていたが最後の最後の最後にまさかのホームランを放った!
その盛り上がりはメジャー初ホームランに匹敵する盛り上がりだった!(←若干盛ってるかもしれません)
先日の大谷翔平の50-50達成した試合、あんな記録の達成の仕方があるのかと驚かされるとともに、こんなやり方はマンガにすらならないとあきれたものだ(笑)
今日の松井も同様であった。
やはりスーパースターは違う!マンガをも超える!そんなことを感じさせられた試合だった。
そして松井にばかり注目が集まったが、イチローの打撃は素晴らしかった。
来年は果たして松井秀喜は東京ドームへ帰ってくるのか?そして新たに誰かが加入するのか?
非常に楽しみだ!