いよいよ来週は日本プロ野球の祭典「マイナビオールスターゲーム2025」が大阪と横浜で開催される。
当初、オールスターゲームを見たいというよりは、野球殿堂入りのセレモニーが見たいと思っていた。
なんせ今年の野球殿堂入りにはイチロー氏が選出されており通常であればイチロー氏も他の選出された方々とセレモニーに登場する。
今年の野球殿堂表彰式は7月23日に京セラドーム大阪での「マイナビオールスターゲーム2025」試合開始前のグラウンドで行われる。
出席者は岩瀬仁紀氏、掛布雅之氏、友寄正人氏(富澤宏哉氏の代理)。
イチロー氏の名前がないと思ったら、イチロー氏の表彰式は8月31日(日)バンテリンドームナゴヤで開催される「高校野球女子選抜」vs「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」の試合終了後に行うとのこと。
たしかにアメリカの野球殿堂式典も直前にあるのだろうが、なんともイチロー氏らしい。
野球殿堂入りするイチロー氏のアイテムの中で最近目にすることが減ったのが【実使用バット】だ。
マリナーズ移籍後はそれなりの数が常に市場に出ていたが引退から6年、お目にかかる機会もめっきり減った。
お目にかかるバットも2013年のヤンキース移籍以降のヤンキース時代やマーリンズ時代のものがほとんどだ。
イチローのバットの中でも最高峰ともいえるメジャーリーグ初期の2001~2007年のバット、さらに欲を言えば2005~6年頃まで使用されていたミズノのマークがランバードマークではなく【ビッグM】マークのものがだろう。
なぜ2001~07年なのかといえば、その期間はミズノのバット職人・久保田五十一氏が製作していたからだ。
なんと偶然にも名前の五十一(いそかず)はイチロー氏の背番号51と同じなのだ。
もちろんオリックス時代からイチロー氏のバットを製作してきたが、あえて世界最高峰メジャーリーグでの【イチローの刀】として2001~2007年とさせてもらった。多くのプロ野球選手のバットを作ってきた久保田氏はバットの世界を飛び越え【現代の名工】にも選出されるほどの職人であり、そのバット自体にも職人技な価値も。
この時期のバットは近年は1本100万円以上で取引されることも珍しくないようだ。
もはやそこには刀職人と武術の達人がコラボしたような【刀】と同じような価値観がそこにあるのかもしれない。
今回のイチロー氏の表彰式もイチロー氏らしいイチロー氏だからこその素晴らしい表彰式になるのだと思う。
