青山ダイナマイツ秘話 〜 元プロ監督招聘編

さて今日は、ネタがないので『裏ダイナマイツ』について紹介していきます。

って浪漫倶楽部的な発想をしているかもしれませんが、まぁ期待されるような内容ではございません！

そもそも『青山ダイナマイツ』ってなんだろう？

この疑問を冷静に考えたことがあるメンバーは少ないのではないだろうか？

事実、他のチームから見るとウチのチームはかなり異色のチームと思われている。

なんせ年齢的には草野球界では未だ若手チームなのに対して来年チーム結成10周年というギャップがあるのだから。

選手の中には、まだ声変わりも終わっていない高校1年生から見るからにオッサンの高校生や20代選手もたくさんいる！

そんなこともあり対戦する多くのチームに結構、「なんのチームなの？」って聞かれる！勝つところでは比較的勝っていることから勝手にホームページを見て強豪チームと勘違いしている人も少なくない！ｗ

そんなことからももしかしたら得体の知れないチームなのかもしれない！

だったら今日、私が少しだけ(←人間の心理を揺さぶるチラリズム的に！？)、ダイナマイツの裏(核心部分)の部分をお見せしましょう。

第1回は『インターネット時代前の監督招聘劇』についてお話したいと思う。

そもそも青山ダイナマイツの起源は、1998年11月に野球をやる場所に困っていた高校生9人(←初代正式メンバー)によって結成された。(詳しくは青山ダイナマイツHP『ダイナマイツの歴史』参照)

結成時は、ごくごく内輪だけのチームだった。しかし翌年、その内輪だけのチームにダレもが知らない3人の高校1年生が入ってきたのだ。これが田中や小川である。彼らは、みんなで配っていたダイナマイツの広告ともいえる「予定表」を見て、我々を待ち伏せしていたのだ。みんなの予定が合わない時は、何度も待ちぼうけをくらったそうだ。それでも待ち続けようやく我々と遭遇できたのだ。時代的にもまだインターネットは普及しておらず、学生で携帯電話を持っている人間も少ない。持っていてもPHSだった。もちろんi-mode自体がなかったので携帯のメールはショートメールか、もしくはPメールしかなかった。(文字数は大体全部カタカナで20文字くらい！ｗ)だから、今の人たちからすれば、連絡手段を探せばイイのにって言うだろうがそんな手段すら当時はなかった！ｗ

まぁこの時代は口コミやメンバーの知り合いを中心にチームが構成されていた。

さて00年初頭に青山ダイナマイツ公式ホームページが開設され、年末までには携帯用ホームページも開設。

実はホームページ以前は機関紙を発行していて、一冊200円で販売していた。もちろん原価を引いた金額がダイナマイツの活動資金の一部となる訳だ。

とにかくチーム内の選手の活躍をチームの中だけで終わらしてしまうのは勿体ない。インターネットが普及していない時代背景を考えれば、機関紙を販売したり配布することがその活動をチーム外へ伝えるには、そのやり方が最も有効だった。

当時は高校生が企画・運営している草野球チームは皆無だっただけあって非常に多くの人に興味を持っていただけた。色々な野球好きが集まるような店を訪ねては、その店舗に機関紙「月刊ダイナマイツ」を掲示させていただいたり、今でいうフリーペーパーのようにおかせていただいていた。

だから対戦した相手からも、「月刊ダイナマイツ見たよ！」とか「渡辺って選手は凄いね！」「篠原クンが来る時対戦しようよ！」って感じで、代表者だったボクなんかよりも有名な選手がたくさんいた。

そのかいあってか当時、監督が不在(ボクが監督代行時代！ｗ) だったダイナマイツの監督を引き受けてもイイと、プロ野球OBから連絡があった。しかもその条件は、交通費実費のみ支給でそれ以外は一切いらないという破格の好条件だった。

前述のとおり当時、高校生のやっている草野球チームは皆無に等しかったことや、また時代的にも当該元プロ野球選手の高校生選手指導が解禁されていなかった時期ということもあり、高野連に所属していない高校生チームである青山ダイナマイツに魅力を感じていただけたのかもしれない。

人間性・実績・条件すべてにおいてダイナマイツに合うかと思ったがチームメンバーからの「自由にやりたい気ままに」という強い反発により監督招聘を断念することとなった。

でも、実際これがあったから今のような「勝ち負け以上に楽しむ」ダイナマイツ野球が存在するのかもしれない！

今の選手は、この裏話を知っている人はほとんどいない！むしろ創設メンバーあたりまでしか知らないかもしれない！我々もインターネット時代を生きている人間だが、俗に言う青春時代がインターネット時代とその前の時代とで二分されているだけに、この頃のひたすら脚を使っていた時代が懐かしく思えてくる。そして入ってくる顔ぶれも脚を使って入ってきたから相当な熱意だった。

いい意味で野球に没頭している野球バカが多くて、ホントにいい時代だったなぁって改めて感じる。ボクが年をとったのか？それとも社会が変わったのか？それとも両方だろうか？ｗ

でも絶滅危惧種『野球馬鹿』はダイナマイツにもまだまだいるというのがウレシイかぎりだ！

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ベスト・ヒット・ユタ州

Daytona (デイトナ) 2014年 03月号 Vol.273

草野球王国 (Vol.4) (広済堂ベストムック (53号))

≪リンク集≫
世田谷区草野球「ロス・ヒターノスLos Gitanos」公式ホームページ
http://losgitanos.web.fc2.com
高校生からスタートできる草野球生活！
世田谷の草野球を盛り上げる世田谷草野球応援サイト！！

野球用品専門店若林スポーツ
http://wakasupo.web.fc2.com
東京都世田谷区駒沢のスポーツ用品店若林スポーツ。
地元草野球・少年野球を徹底応援中！！

若林スポーツ・ベースボール・クラシック・大会オフィシャルページ
http://wakasupobaseballclassic.web.fc2.com
2013年は3回のワンデートーナメントを企画。
地元世田谷草野球を盛り上げるための私設草野球大会。

世田谷ハイタク労協野球大会ホームページ
http://setagayahaitaku.web.fc2.com
戦後日本の草野球文化を支えてきたタクシー業界の草野球大会。
世田ハイ大会は2013年大会が第60回大会という半世紀の歴史を誇る草野球の重要文化財的大会。

野球用品専門店サンデースポーツ
http://www.sundaysports.jp/
東京都渋谷区の恵比寿にある野球用品専門店サンデースポーツ。
ミズノＫ−ＫＬＵＢ指定店。アンダーアーマー取扱店。レワード バリューセット取扱店。
USAローリングスやUSAミズノも扱っている草野球愛好家にはたまらないスポーツ用品店です。

el equipo Cubanos de Tokyo - baseball team
東京クバーノス(東京CUBANOS)
http://cubabaseball.web.fc2.com
東京都世田谷区を中心に活動するキューバ人草野球チーム。
http://cubabaseball.web.fc2.com/jp/

Henry Urrutia FAN SITE
http://henryurrutia.web.fc2.com

TSB東京スカーレットブレイズ
http://tsbstory.web.fc2.com
世田谷区軟式野球連盟２部所属。

若林スポーツ主催草野球「アパッチ野球軍」
http://apachebaseball.web.fc2.com

世田谷レッドウォーリアーズ
http://redwarriors2013.web.fc2.com
高校生・大学生を中心とした平均年齢18歳の若手草野球チーム。
東京都や神奈川県で草野球チームを探す高校生は必見です！

ドクター関塾世田谷船橋校教室長ブログ
http://d.hatena.ne.jp/eastmountain0921
地元・世田谷区の個別指導塾「Dr.関塾世田谷船橋校」の教室長ブログ