これぞ！ザ・スポーツメモラビリア！ディエゴ・マラドーナ(元・サッカーアルゼンチン代表)が【神の手ゴール】のユニフォーム

元サッカー・アルゼンチン代表の故ディエゴ・マラドーナ氏の、伝説的なユニフォームがオークションに出品され、スポーツメモラビリアオークション最高額で落札された。

今回出品されたのは、1986年のワールドカップ(メキシコ大会)準々決勝のイングランド戦で着用されたユニフォームで、この試合マラドーナ氏は、【神の手】ゴールを決めており、スポーツ史に残る伝説的名シーンの実使用ユニフォームである。
このユニフォームは、試合後イングランド代表のスティーヴ・ホッジ氏とユニフォーム交換したもので、その後、イギリスの国立サッカー博物館に貸し出されていた。

このユニフォームを巡っては、ユニフォーム交換した本物とホッジ氏が主張する一方、マラドーナの家族は【(神の手ゴールの生まれた後半ではなく)前半に着用したものである】と主張し騒動となっていたが、オークション主催者のササビーズは映像解析などから本物と判断している。

今回、サザビーズのオークションに出品され715万2500ポンド(約11億6000万円)で落札された。

過去のスポーツメモラビリアオークションの史上最高額は、2019年に落札された現代オリンピック構想の直筆原稿(1892年)で880万ドル(約11億4000万円)だった。

また実使用ユニフォームとしては、1928-30年にベーブ・ルースが着用したニューヨーク・ヤンキースの実使用ユニフォームが564万ドル(約7億3000万円)という落札額が最高額となっており、この記録も大幅に更新する結果となった。(2019年)

世界的な投機マネーの増大からスポーツメモラビリア市場は過去にないほどの活況を見せている中でのこの金額だが、果たして今後この記録を塗り替えられる日はやってくるのだろうか。

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