寒い寒い毎日が続いている。
一年中、家ではTシャツ短パンのボクにとってはなかなか辛い日々が続く。
今日はオフだったが、朝寒くて布団から出れない。
オフだから時間を気にせず・・・寒いし・・・
と思っていたら二度寝→三度寝→四度寝・・・
明るかったはずの空が暗くなり始め何が起きたのかと思い、飛び起きてみると
世の中は何もなく時間が過ぎていただけで、ボクが16時過ぎまでグーグー寝ていて外が暗くなり始めただけだった。
こんな休日も好きだが結局夜寝れなくなってしまう!(涙)
そんな訳で今日も毎晩恒例、空を見上げてみると雲があり星があまり見えなかった。
そういえば最近、生徒たちからは試験前独特のピリピリした雰囲気と試験終了後の夢世界が入り混じった不思議で懐かしいメールがくる。
そのメールが来るたびにボクの中高校時代の記憶が頭の中によみがえる。
試験の中で特に記憶に残っているのは1学期の期末試験だ。
7月上旬の1学期期末試験は札幌丸山球場での巨人戦がデーゲームで行われていている時期と同時期にあり、試験を終えて学校から一目散に帰り、巨人戦を見て一眠りをするっていうのが試験中の日課になっていた。
長嶋監督や落合・松井・ガルベスとかがいた頃から考えるとやっぱり10年という時間が長いということを痛感すると同時に当時の「巨人軍」がないということを考えるとやっぱり淋しい。落合は中日で優勝監督になり、あの時は若かった松井もいまやベテランとなり日本から世界の松井へと成長していった。ガルベスは、審判にボール投げつけたり様々なトラブルを起こしたけど・・・
そして長嶋監督がガルベスのトラブルの責任をとり、頭を丸めたなんてこともボクが学生時代の懐かしい話題だが、その理髪店の入っていた渋谷・東急文化会館こそボクの学生時代で最も大きな位置にある建物だったと思う。
あの頃は学校では寄り道禁止だったにも関わらず、いつも東急文化会館によっていた。
地下1Fの食料品売り場では焼き鳥や惣菜を買って食べ、1Fから2Fへのエスカレーターはまさに通学路そのものだった。4Fのレストラン街は高校・大学時代の思い出が多く詰まっている。5Fの三省堂書店では野球の本を時間があれば立ち読みし、6Fのコミックステーションでは昔懐かしいマンガを買って学校で読んでいた。
そして屋上こそ、ボクの思い出の中から消し去ることの出来ない場所だ。
屋上はゲームコーナーと古本屋となっていたが別に特別面白いゲームがあるわけでもなく、そこらのゲームセンターへ行ったほうがよっぽど面白い。
しかし、みんなが集まってくる場所だったからつまらないゲームも面白く感じ、仲良くワイワイ楽しめた。
東急文化会館がなくなった今、もうあの屋上で遊ぶことも出来ないけれど、今の中高生も自分たちと同じように第二の「東急文化会館」で自分たちと同じような学生生活の1ページを作っていると考えると、淋しい反面微笑ましい感じがする。