戦力外通告 - 世田谷草野球ロスヒターノス・ブログ

10月1日を迎えた。

プロ野球の選手にとっては厳しい秋がやってきた。
毎年この時期になると「巨人の星」での大内山左右太郎選手が1967年シーズン終了後に戦力外通告を受けたあの場面を思い出してしまう。

本日戦力外通告を受けたのは下記の選手。(敬称略)

≪北海道日本ハムファイターズ≫
多田野数人
≪オリックス・バファローズ≫
甲藤啓介
伊原正樹
山崎正貴
 西川拓喜
≪読売ジャイアンツ≫
高木康成
森和樹
柴田章吾
雨宮敬
荻野貴幸
和田凌太
≪中日ドラゴンズ≫
小田幸平
 堂上剛裕
矢地健人
井上公志
 辻孟彦
 田中大輔
 中田亮二
森越祐人
井藤真吾
宋相勲
≪阪神タイガース≫
吉見祐治
 西村憲
 高山久
阪口哲也
≪ヤクルトスワローズ≫
岩村明憲
 押本健彦
 真田裕貴
 阿部健太
 山本斉
 新田玄気
 野口祥順
又野知弥
佐藤貴規
中根佑二

今日発表されたのは6球団計35名。
ヤクルトと中日の2球団は各10選手に対して戦力外通告を行った。
この他にも戦力外通告から現役引退した選手もいるのだから毎年かなりの人数のプロ野球選手がひっそりと球界を去っているのだ。

松坂世代最後の大物・多田野数人にはまだまだ頑張ってもらいたい。
ドラフト回避されアメリカに渡った苦労人。

堂上兄が戦力外通告受けたのは時の流れの早さを感じる。2003年の甲子園で突如登板して結構な球を投げていたのは忘れられない。

巨人の和田凌太がいなくなってしまうと【和田恋】という表記が【和田】になってしまうのか。

また難病の黄色靭帯骨化症からの復帰を目指していた越智大祐投手の戦力外通告も残念だ。
4月にジャイアンツ球場でその投球を見たが、ストレートの球速も134〜5キロ前後だったし、昔の面影はなかった。
しかしマウンドに立って野球をやっているだけで奇跡といえる。
現役続行か引退かはわからないのが、是非将来指導者として活躍を期待したい。