箱根駅伝を見ていて思った。
どのような練習・栄養そして休養をとって本選へ挑んだかはわからないが駒沢の優勝以上に選手の体調管理の重要性をあらためて感じた。
往路、箱根の坂で順天堂大学の3年生が、動けなくなってしまった。
あの状態はテレビを見ての私見ではあるが、おそらく低血糖状態になってしまった為に、脳を動かす糖が不足してしまったのではないかとボクは思った。
人間の身体の中で脳だけは糖がなければ、動かなくなってしまう。脳が動かなければどのようになってしまうかは言わなくても分かるだろう。
つまりあの状態はもし私が感じた状態であったとしたら非常に危険な状態であった。
大東文化大は脱水症状と痙攣。東海大の選手が最終10区で踏切の溝で足をねんざしたが、もちろんねんざは結果として起きたものだ。
もしかしたら選手の生活体力が弱くなったのかもしれない。
しかし、史上初の3校の棄権の影にはもしかしたら防げたのでは・・・と思わざるを得ない。
これだけスポーツ科学が進歩した時代に、やはり根性や伝統を理由にして最善を環境を作れていないのであれば、それは大会サイドにも問題があるかもしれない。
極度な注目度や環境の汚染、様々な要因で昔とは変わってきている。良き伝統を残しつつ、変えるべきところは変えていかなければいけないのでは・・・そう思います。
ホントかどうか知りませんが、給水もスポーツドリンクが進化した時代に給水所で水しか認めていないと聞いた。
マラソンでもスポーツドリンクを補給するのに水というのは、これがもし本当であればやはり万全な危機管理が出来ていたとは言えないのではないだろうか。