世田谷草野球ロスヒターノス・ブログ

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アルエバルエナが30日間出場停止へ処分軽減

毎年、野球シーズンが始まるのを楽しみにしている。

メジャーリーグが気になるのはもちろんなのだが、それ以上にマイナーリーグで注目する選手たちからは目が離せない。

そんな中、非常に残念なニュースが入ってきた。ロスアンジェルス・ドジャースのバルバロ・アルエバルエナ遊撃手が今季残り試合出場停止処分を受けた。しかも今季年俸も支払われないというニュースが5月末に入ってきた。



2014年に5年総額2500万ドル(約30億円)でドジャースと契約し、5月にMLBデビューを果たすと22試合に出場。課題の打撃も昇格当初はマイナーリーグ時よりも結果を残していたがシーズンを終わってみれば2割を切る低打率(.195)だった。そしてシーズン終了後にロースター(40人枠)から外され事実上の戦力外通告を受けていた。今季もスプリングトレーニング(オープン戦)に8試合出場していたので今季中のメジャーリーグ昇格もあると思っていただけに今回のニュースは非常に残念だ。


今回の処分に至る経緯として「度重なる契約違反」があったようだが、その後アルエバルエナ側が異議申し立てを行い6月19日にMLBの裁定で30日間の出場停止となった。


キューバ代表時代の2011年のIBAFワールドカップに登場した時はなかなか名前が覚えられなかったが、2012年の侍ジャパンマッチで来日時や翌年の第3回ワールドベースボールクラシックでは華麗な守備で野球ファンを魅了した。一部からは守備範囲の広さは魅力的だが肩の弱さや雑さ、打撃といった課題も指摘されていた。



アルエバルエナといえば日本のファンに有名なのは、そのユニフォームの背ネームだろう。
ARRUEBARRUENAと13文字が背番号11を囲むように刺繍されていた。文字サイズが全選手同じだったことがその原因のようだ。
ちなみに背番号11が彼の代名詞なのだが、最初の代表選出となったワールドカップだけは背番号71だった。



とてつもないセンスを持った選手だと思うので再びメジャーリーグの舞台へ帰ってきて欲しい。