そもそも原点はプロ野球中継で読売ジャイアンツの黄金ルーキー・松井秀喜に注目してもらうことが目的のようなカードだったが、2003年に松井が海を渡ってしまったことや、当時はほぼ全ての巨人戦ホームゲームをプロ野球中継していた日テレからは時代と共にだいぶ変わっている。
さらに松井秀喜も日本プロ野球時代ほどのホームラン量産をしていないことから、その存在感が薄れていくのは仕方ないことかもしれない。
その存在感を忘れられないように、19年目の【松井のホームランカード】の世界を紹介していこうと思う。
まず、未だに日テレが発行しているのだが、日本時代は日テレだけでしたが、メジャーリーグ移籍後は、アメリカの大手ベースボールカードメーカーのロゴが入るようになり、共同製作になった。
上記の2枚は2009年の459号と460号。
459号以前はUpperDeck(アッパーデック)、460号以降はtopps(トップス)になっている。
なぜシーズン中にも関わらずメーカーが変わったのだろうか?
メジャーリーグ移籍後、年2〜3回程度まとめて発行されるようになったので、おそらく460号のカードが発行されたのが2010年に入ってからなのではないだろうか。
ホームランカードは、松井秀喜が昨年まで通算493本塁打打っている訳だが、ホームランカード自体は全493枚ではない。
日本シリーズやオールスターゲーム、シーズン以外のホームラン分も発行される。(オープン戦は除く)
そしてタイトル獲得や、400号などの節目のホームランには、特別なホームランカードが発行されている。